【外壁劣化】日向と日陰での劣化の違い
こんにちは😊
尼崎市・伊丹市・宝塚市、地域密着塗装業者【塗替え太郎】です✨
現場調査をしている中で「ここは綺麗なのに、なんでここだけ色あせてるの?」等、塗料の色あせについて疑問を持っている方が多くいらっしゃることに気が付きました。
同じ建物、同じ塗料で塗っていても、場所によって外壁の劣化状況が違うのは様々な理由がございます。
今回は外壁劣化の違いの一番大きな原因である”日の当たり方”についてお話させていただきます😊
※南部・北部で記載している部分がございますが、隣接する建物によっては本来日の当たる方位であっても日陰になってしまう可能性もございます。日が当たる場所か、当たらない場所か、で考えていただけたらと思います^^
日の当たり方で劣化状況が違う?
外壁の塗膜は、同じ建物でも北部と南部では影響を受ける状況が異なります。
具体的には、建物の南部は日向に位置しているため、北部は日陰に位置しています。
この違いにより、同じ建物でも外壁の劣化速度や症状が異なることがあります。
では、どんな違いがあるのか詳しくお話していきましょう😁
【日向】南部の外壁劣化
南部の外壁は日差しを直接受けるため、紫外線や気温の変化によって塗膜が劣化しやすくなります。
紫外線は、塗料中の樹脂成分に浸透し、外壁の塗膜を次第に劣化させていきます。
その結果、「色あせ」「チョーキング」「ひび割れ」といった劣化が進行しやすくなります。
また、外壁のつなぎ目に使用されるシーリング部分も、日陰と比較して劣化が早く進みます。
【日向】南部の塗装工事
直射日光により劣化が進んだ既存の塗膜は、高圧洗浄などで徹底的に取り除いた後に塗装のリフォームを実施する必要があります。これを怠ると、新しい塗装が剥がれる原因となりかねません。
同様に、サイディング(外壁の種類)のジョイントに施されたシーリングも、紫外線の影響で日陰よりも早く劣化します。
雨水の侵入を防ぐためには、汚れやホコリを徹底的に取り除き、シーリングを新たに打ち替えることが必要です。
【日陰】北部の外壁劣化
一方で、北部の外壁は日陰に位置しているため、日光の影響を受けにくく、湿度の影響が大きいことがあります。
したがって、同じ建物でも外壁の部位によって異なる環境条件が影響し、それに伴って劣化の進行や発生する症状が異なることになります。
【日陰】北部の塗装工事
塗り替えのリフォームを行う際には、高圧洗浄などで苔や藻を丁寧に取り除いてから塗装を実施することが重要です。
木々に囲まれた環境で生活することは自然を楽しむ魅力がありますが、その一方でメンテナンスの手間に頭を悩ませることもあります。
このような場合、塗装時には防染・防カビ効果のある塗料を選ぶことがおすすめです。
防染・防カビ塗料を選ぶことで、カビや藻の悩みがかなり軽減されるでしょう。
塗料の選定は、外壁の方角や既存塗膜の劣化状態を慎重に判断した上で行うようにしましょう。
まとめ
南部の外壁は紫外線による褪色やひび割れが生じやすくなります。また、シーリング部分の劣化も早く進む傾向があります
北部の外壁は湿度が高い場合にカビやコケが発生しやすくなります。
外壁や屋根の劣化は、同じ塗料を使用しても、外部の影響により耐久性が異なることを理解していただけたかと思います。
屋根や外壁の問題に気づかないままでいると、建物の基本構造部分が腐食してしまう可能性もあります。
大切な住まいの資産価値を保つためには、年に一度は自己点検を行うことをお勧めします。✨
早期に建物の異常を発見することで、修理やリフォームにかかる費用を削減できます。
建物の自己点検を行う際には、外壁だけでなく全体を細かくチェックするようにしてください。
塗替え太郎おすすめリンク
下記画像をクリックしていただき、おすすみください♪